神奈川麻酔科医会第57回学術集会開催にあたって
ご挨拶
神奈川麻酔科医会 第57回学術集会
会長 木下真弓
聖隷横浜病院 麻酔科 部長
この度、第 57 回神奈川麻酔科医会学術集会の会長を拝命し、2026 年 3 月 14 日(土) 、横浜シンポジア(横浜市中区)にて開催させていただくこととなりました。充実した学びの場となるよう、関係者一同、鋭意準備をすすめております。
本学術集会では、「多様性が生かされる麻酔科の未来 〜AIとの共創による働き方の進化〜」をテーマに掲げました。現在、医療界は大きな変革の時代を迎えており、麻酔科もその例外ではありません。特に、2040年問題とされる地域医療の変化は、外来・入院・介護といった分野において医療需要の減少を引き起こすと予測されています。しかし、神奈川県においては2040年以降もなお一定の医療需要が継続すると考えられ、麻酔科が関与する手術・集中治療・緩和医療の分野では、さらなる集約化と効率化が求められる時代が到来するでしょう。
こうした環境の変化に対応するためには、働き方改革とAIの活用が不可欠です。麻酔科医の業務は今後、AI技術の発展により大きく変わる可能性を秘めており、AIを活用した診療支援や業務効率化が進むことで、より安全で質の高い医療を提供しながら、多様な働き方を実現できる未来が期待されます。
本学術集会の開催にあたり、企業の皆様には共催セミナー、展示会、プログラム・抄録集広告、ホームページバナー広告といった形でご支援をお願いしたく存じます。 これにより参加者の啓発と情報交換促進するとともに貴社の製品並びに研究内容等を広く会員、参加者にご紹介いただく貴重な機会となればと考えております。
是非とも皆様ご参加を頂ければ幸いです。
神奈川麻酔科医会 第57回学術集会
会長 木下真弓
聖隷横浜病院 麻酔科 部長