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神奈川麻酔科医会 第51回学術集会開催にあたって

会長挨拶

 歴史と伝統のある神奈川麻酔科医会、第51回学術集会を開催するにあたってご挨拶を申し上げます。

今回のテーマは「麻酔科医と働き方改革」といたしました。

これは厚生労働省が本年2月に診療科ごとの将来必要な医師数の見通しを公表、4月には「医師や医療従事者の働き方改革推進」「地域医療構想の実現」「医師偏在対策の推進」からなる「三位一体改革」を表明し、2040年を展望した医療供給体制の改革を本格的に開始したことを受け考えました。

この中で診療科ごとの医師数の見通しでは、神奈川県内での2036年までの麻酔科医養成数は現在より少ない15〜20人程度となっており、現場で働く麻酔科医の感覚と大きく異なる数字となっています。この人数が適切なのかの議論は別の機会にして、24時間体制で緊急手術対応やICU勤務を行う我々麻酔科医の働き方は検討すべき課題だと考えています。

医師の働き方改革の実施は5年後ですが、麻酔科医の業務負担を減らすための検討は早急に行わないと間に合いません。これには、女性麻酔科医の働き方を含む人員配置の最適化やICT等の技術を活用、他職種(看護師等)を含むチーム医療の推進と業務の効率化が必要と考えています。今回はこのテーマに合わせたシンポジウムを企画したいと考えています。

さらに若手の発表の機会である一般演題のほか、ハンズオンセミナーや専門医機構認定講習、ランチョンセミナー、懇親会等を計画いたします。

 

本学会が少しでも会員並びに参加者の皆様の働き方および病院全体の働き方改革の参考になる事を期待しております。多くの方のご参加をお待ちしております。

会長 鈴木 宏昌

(独)国立病院機構横浜医療センター 院長